鈴木治作品買取強化中

作家の特徴

鈴木治氏は戦後の日本陶芸会をリードした日本を代表する陶芸家の一人です。
永楽善吾郎工房のろくろ職人の父の元に生まれた為、幼少の頃より陶芸が身近にあり陶芸に触れて親しみ育ってきました。その後、大人になり日展初入選や青年作陶家集団等で活躍した後に、「八木一夫」「山田光」らと共に走泥社を結成します。
用途にこだわらない純粋な造形作品「オブジェ焼き」を創作し、先駆者的な活躍で戦後の陶芸界に旋風を巻き起こしリードしていきました。
自身のオブジェ焼きを「泥象（でいしょう）」と呼び、馬や鳥などの生き物や風や雲といった自然現象をモチーフにして信楽の赤土や青白磁で半抽象的な表現で数々の作品を焼き上げていきました。その作風はモダンな感覚と確かな技術で柔らかく詩的な雰囲気を醸し出して言います。