『茶道具』の種類

【茶道具】は日本の伝統の茶道に用いられる道具の総称です。
茶道では、茶碗や釜の他にも様々な道具を使用します。

《茶碗(ちゃわん)》
● 唐物(からもの) 中国から輸入された物
・天目茶碗 ・青磁茶碗
● 高麗物 又は 高麗茶碗 朝鮮から輸入された物
・井戸茶碗 ・三島茶碗
●和物(わもの) 日本で作られた物
・楽焼茶碗 又は 楽茶碗 ・萩茶碗 ・唐津茶碗 ・志野茶碗 ・織部茶碗
・瀬戸黒茶碗 ・黄瀬戸茶碗 ・伯庵茶碗

《茶釜(ちゃがま)》
茶に使用する湯を沸かす為に用いられる釜であり、茶道の一種である煎茶道に使用する釜は、風炉釜(ふろがま)とも呼ばれます。

《風炉先屏風(ふろさきびょうぶ)》
広間の点(たて)前の際に、道具畳の向こう側に置く2つ折りの屏風のこと。

《盆(ぼん)》
・千歳盆(ちとせぼん) ・花形盆(はながたぼん)
・山道盆(やまみちぼん)

《茶器(ちゃき)》
・茶入(ちゃいれ) ・棗(なつめ) ・薄茶器(うすちゃき)
・茶壺(ちゃつぼ) ・茶筒(ちゃづつ) ・抹茶篩(まっちゃふるい)

《その他の茶道具》
・水指(みずさし) ・水注薬缶(みずつぎやかん) ・柄杓(ひしゃく)
・茶筅(ちゃせん) ・茶巾(ちゃきん) ・茶巾筒(ちゃきんづつ)
・巾筒(きんとう)