『中国美術』の種類

【中国美術】では、最初の王朝である殷から現在に至るまでに、中国独自の文化や西方文化などの影響により、多種多様な書画や絵画、陶磁器が存在しています。

「陶磁器の代表的な窯元」
・景徳鎮 ・宜興窯 ・徳化窯
中国の陶磁器の歴史は、新石器時代の紅陶から始まり、様々な技術革新のち三彩、白磁、青磁、青花、五彩などを作り出し、世界の陶磁器をリードしてきました。
また英単語のチャイナ(China)は、普通名詞では「磁器」の意味をもっています。

「中国の代表的な画家」
● 山水画
・郭煕 ・呉道玄 ・李成 ・王維 ・夏珪 ・祥啓 ・呉鎮
山水画が8世紀以降に主要なジャンルとなるまでは、人物画や着色画が主体でした。
そして水墨による山水画は文人(知識階級)が愛好し、その文人たちが制作したものをを文人画と呼びます。

● 人物画
・仇英 ・蘇漢臣
人物画は唐時代よりも前から中国に存在しており、絵画の主流でもありました。
また道釈人物画(道釈画)という、道教や仏教に関係する人物を題材にした宗教画もあります。

● 花鳥画
・徽宗 ・趙昌
花鳥画は中国にて体系化がされ、のちに朝鮮や日本へと広まった画題のひとつで、鳥や花だけではなく、草木や虫、魚類や小動物も含まれます。

「中国の書家」
・王羲之 ・査士標 ・欧陽詢 ・虞世南 ・褚遂良
中国語では、書法家と言われています。