久保田一竹作品買取強化中

作家の特徴

久保田一竹氏は日本を代表する染色工芸家の一人です。辻ヶ花と呼ばれる15世紀後半～16世紀に失われてしまった染色・装飾技法の復刻への取り組みが世界的に評価されています。
東京神田の骨董品店の息子として生まれた一竹氏は関東大震災で店の商品が全焼した事をきっかけに手に職をつけようと思うようになり手書き友禅を始め友禅師の小林清のもとに入門しました。その後、大橋月皎から人物画を、川北春耕から日本画を学びました。
1937年に東京国立博物館で室町時代の「辻ヶ花染め」の小裂に魅了されます。その後、手間がかかり高額になってしまう為に人気を落としていた「辻ヶ花染め」の研究を始めます。
1962年一竹は伝統的な辻ヶ花の完全復活は不可能と判断し変わりに一竹辻ヶ花として自己流の辻ヶ花の発展に注力し、フランス芸術文化勲章シュバリエを受章。