中村 省三

本名同じ。大阪に生まれた中村省三は、職人になる前に茶道具全般についての知識を学びます。 その後、加賀蒔絵師である兄・中村孝也に蒔絵技術の指導を受けます。 31歳のときに独立して石川県加賀市内に工房を構えます。 作品の特徴 …

氷見 晃堂

本名・氷見与三治。石川県金沢生まれ。 近所に住む指物師北島伊三郎について指物技術を3年修行した後、唐木細工の池田作美に指導を仰ぎました。 江戸時代に途絶えた砂磨き法など、古くから伝わる加賀指物の技術を独自研究により復元さ …

飛来 一閑

飛来 一閑の歴史は古く、1578年から現在まで400年以上の歴史があります。 中国からの渡来人である初代は、飛来姓を名乗り、京都に居を構えました。 大徳寺の清巌を通じて茶室を学び、一閑張を始めたところ千家によって世に知ら …

音丸 淳

本名同じ。重要無形文化財保持者・音丸耕堂の三男として高松市に生まれます。 東京美術学校工芸家卒業後に、父に師事します。 日展へ初入選後は以後4回入選します。その後、イタリア・ミラノへ留学します。 色漆を数十回~数百回と塗 …

一后 一兆

明治に生まれ、大正・昭和・平成と4つの時代を駆け抜けた、漆芸作家です。 輪島塗の本場・石川県で生まれ育ち、蒔絵の世界に憧れて修行を重ねます。 日展の初開催から入賞を重ねます。 特に棗には秀作が多く見られます。 「水蒔絵硯 …

赤地 友哉

本名・赤地外次。 金沢の檜物師・赤地多三郎の三男として生まれます。塗師の新保幸次郎に師事して髤漆をはじめます。 22歳で上京、2年後には独立して、京橋や日本橋で茶器などを制作して生計を立てていました。また、植松包美のもと …

篠原 如雪

本名・篠原太吉 14歳で漆芸作家の道へ進み、香川県高松市に工房を構えます。 彫漆をはじめ、棗・香合などの作品が多く、立体感のある昆虫や草花を施した作品は美術品として大変人気があります。 彫漆から木彫へ転向しましすが、木彫 …

村瀬 治兵衛

村瀬治兵衛は愛知県名古屋市生まれの木地師、漆師である。 初代から現在の三代まで続いており、木地師として木材選び、素地づくりから塗師の仕事である漆塗までを全工程を一貫して漆芸作品を制作している。 村瀬治兵衛といえば特に根来 …